【霊学の勉強記録】神智学  事物・印象・認識 と 体(たい)・魂・霊

ルドルフ・シュタイナー

こんにちは、みことです。

今日は神智学の「人間の本質」という章を読んだので、

ブログでアウトプットして、学びを深めていこうと思います!

 

それでは、よろしくお願いします♪

人間の本質を知るための、前提となる 考え方

シュタイナーは言います。

人間の本質を知るための、前提となる考え方として、

人間は3通りの方法で、世界と結び付いていると。

 

1・「事物」 目に入るもの、観察対象

事物は・・・感覚を通して、人間へと流れ込み、五感などで感じ取る。

 

☆人間は、事物を見ることによって、そこに事物があるという事実を受け入れる。

 

2・事物が人間に与える 「印象」

印象とは・・・ある事物に、共感を抱く、または反感を抱く。役に立つと考えたり、または有害と判断する。

印象は、このように、人間の好みや、欲求や、嫌悪感など、性格を帯びる。

 

☆人間は、印象を通して、世界を自分自身にかかわる問題にする。

 

3・人間が、神のようなまなざしにおいて、対象に対して得る 「認識」

神のような、まなざしにおいて、得られる認識とは・・・自分の、好き嫌い、美しい・みにくい等の判断を

超えた態度の時に得られる、

事物の作用と存在の秘密のこと。

 

☆人間にとって、この認識は、自身が常に目指さんとする目標となる。

 

 


人間の人生において、この3つの領域は、

ハッキリと分かれている。

 

自分の人生で、今までたくわえてきた経験によって、このことを、あてはめて考えてみましょう。

シュタイナーは花によって、例えました。

花を見る(事物)

花を美しい・快いと思う(印象)

去年もここに花は咲いていた。しかし、今見ている花は、去年の花と同じであって、違う花だ。

花が毎年咲き続ける法則が花の中にあると、思い至る(認識)

 


「印象」と「認識」の区別の仕方

花を見て抱いた、私の感情は、私の中にとどまる。

花の咲く法則、すなわち花の本質は、私の外の世界にある。

「印象」は私の中にある

「認識」したことは私の外にある

 

人間の3つの側面

世界は「事物」・「印象」・「認識」という

3通りの方法で、人間の前に姿をあらわす

 

このことから、人間はその本質において、3つの側面を備えているといえる。と、

シュタイナーは言う。

体(たい)

周囲の世界の事物が

人間の前に、姿を現すための

媒体となるものを意味する。

人間が事物を

自分と結び付けるための

媒体となるものを意味する。

(好き・嫌い、喜び・苦痛などを感じ取るための媒体となるもの)

事物を、神のようなまなざしで観察する時に

人間の中で明らかにされるものを意味する。


・・・むずかしいね。

まとめ

人間は、体(たい)と、魂と、霊、を備えている!

 

人間を3つの側面から観察する

シュタイナーいわく・・・

人間を体・魂・霊という

3つの側面にしたがって観察する時にのみ、

人間は、人間の本質を解明するための

最初の手がかりを得るそうです。

体(たい)を通して、人間を観察する

人間は自分自身の体を持つことによって

外界の事物と関係を築いている。

肉体的な事象はすべて、体の感覚を通して知覚可能。

体的な存在はすべての人の前にハッキリと姿をあらわす。

 

魂を通して、人間を観察する

体と同じ方法によっては、魂的な存在を観察することは、できない。

私自身にとっても、私以外の人間にとっても、

私の好き・嫌いの傾向や、私の喜びや苦痛を

体の感覚を通しては、知覚できない。

 

人間は、自分自身の魂的な存在を、自分の世界として

自己の内面に担っている。

 

霊を通して、人間を観察する

霊を通して外界からの秘密が

高次の方法で

人間の内面にて、明らかにされる。

 

人間は、霊を通して、自分の外に出て

事物に、事物自身のことを語らせる。


人が星空を見たとする。(体)

星空を見た感動は魂的で、その人間自身のもの。(魂)

しかし、人間が思考によって、霊の中でとらえる、

星の運行の法則は、人間にではなく、星そのものに属す。(霊)

 


まとめ

人間は3つの世界に住んでいる。

「体」を通して知覚することができる世界に住み、

「魂」を持つことで、自分の世界をつくりあげ、

「霊」を通して、ほかの2つの世界を超越した高次の世界が、人間の前に姿をあらわす。

 


シュタイナーは言います。

3つの世界は本質的に異なるため、

3通りの異なった方法で、観察することによって

 

3つの世界と

3つの世界に対する人間の関係

を、解明することができる、と。

おわりに

いかがでしたでしょうか?

さっぱり分からないよ!という方、

みこともです‼

さっぱりではないけど、霊の概念は難しいです(´;ω;`)ウゥゥ

霊学は、自分の人生と照らし合わせることで理解が深まっていくと思うので、

何か事物を見たりした際に、これが体で、体に対して感じたことが魂の域・・・

えーと、霊は、・・・何だろう?という感じで

あてはめて、考えてみましょう!

 

お互い頑張りましょう!

グッドラック‼

 

それではまたどこかで♪

コメント

タイトルとURLをコピーしました