【霊学の勉強記録】死者のために生者ができることはあるか?→ある。

ルドルフ・シュタイナー

こんばんは、みことです。

今日は、最近読んだ本に、多くの人に知ってもらいたい大切なことが書かれていたので

取り急ぎお伝えしようと思います。

ルドルフ・シュタイナー「精神科学から見た死後の生」という本でして…

 

お伝えしたいのは、我々生きている人間が、亡くなられた方のためにできることは何かあるのか?

ある。あった。ということです。

さすがシュタイナーさん、あなたは人類の宝だよ‼

そういうわけで、書いてまいります。

生者と死者の交流について 昔と今とこれから

シュタイナーさんは言います。

昔(数百年くらい前)は生者と死者との間に、生き生きとした交流があったと。

昔は交流が活発で、

死者のことを思う生きている人々から、暖かい愛の息吹が流れてくるのを、死者たちは感じていた。

今は、生者と死者は断絶された状態にあるという。

 

だから、生者と死者の交流を再び可能にする必要があると。

 

生きてる人の心魂が、高次の世界、精神界について心に深く考え思ったり、高次の世界の理念を身につけることによって、

再び死者と生者は交流できるようになるようです。

 

(なるほど、つまりシュタイナーの本たちを、いっぱい読んで勉強しよう、ということですね!)

 

死者が必要とするもの

死者は、精神的・心魂的な養分を必要としている。

生者は畑になる作物から栄養を取って生きている。

死者(の心魂)も、死んでから次生まれるまでのあいだに必要な、栄養を得られる畑を必要としている。

霊視すると、眠っている人間の心魂が死者にとっての穀物畑であることが分かるとシュタイナーは言います。

死者は、眠っている人間の思考と理念を、養分として必要としている。

 

私たちが起きている間に抱いた思考や理念が、眠ってる間に「生きた存在になる」とシュタイナーは表現します。

そこに死者の心魂はやってきて、その思考や理念を眺めて、死者の心魂は養分を吸収するそうです。

(ちょっと、こわいよね。)

死者は、友人や親族といった親しかった存在のところへ毎夜毎夜やってくるそうです。

しかし、現代では死者の心魂の栄養となるものを、死者は何も見いだせない事のほうが多いとのこと。

 

生者が一日中、物質中心なことばかり考えていて、精神的なことを考えないとすると、

生者は、死者に栄養を与えることができない、とシュタイナーは言います。

 

酒を飲んでから寝たりすると、死者の心魂は空虚な畑を見ることになるそうです。

死者は栄養をとれず、心魂的な飢えを覚えるそうです。

物質的な感じ方(霊など存在しない等)に毒されていると、心魂的な飢餓傾向にあるようで。

死者たちは心魂的に飢えて苦しむ。

ちなみに、生きている間に何の交流もなかった人々からは、死者は養分を得られない。

(今からでも遅くはない、自分の心魂を精神世界の思考で満たしましょう‼)

 

死者のために出来ること

まず、死んだらそれで終わり、という考え方を改める。なぜなら、

地上にいる人が死者に対する愛情を持っていても、死後の魂の永続を信じていないと、死と再受肉のあいだの領域にある者は、その人にまなざしを向けることができません。

そのような人と死者はコンタクトできないのです。それは、死者にとって苦痛に満ちた体験です。

生者が霊魂は永遠であると信じていないと、そもそも死者と交流できない。

 

第二に、死者のために、精神的な事がらが書かれた本を読んであげることができるとシュタイナーは言います。

それは、たいへん死者のためになると、シュタイナーは言います。

方法

①思いを死者に向ける。自分の前に立っている、または座っている姿をイメージする。

(私は椅子を用意してそこに死者(祖父)が座っているイメージをしました。)

②死者の存在を意識しながら、本を声に出して読む。小さい声でも可。

③書かれている内容を生者が考え抜きながら読む。表面的に読むのは不十分。

(時間はいつでもいい)

自分が死んだ後のため今できること

家族が物質的な考えで、死後は無になるという考えの持ち主だった場合、

自分の死後の養分のために、精神的な事がらに携わっている人達とつながりましょう。

そうすることで、死んだあと眠っている友人たちから力を得られます。

逆もしかり。

(いんちき集団とかにはつかまらないように、気を付けてください。)

 

私は自分のためにも、生きてるうちからシュタイナーさんの本を読んでいます。

死者への思いの作用

死者に憎しみや反感の感情を抱くと、その憎しみは、死者の精神的な進化における良き意図を妨害すると、シュタイナーは言います。

逆に、生者が死者に対して抱く愛や共感は、死者の歩む道を楽にして、妨害を取り除くそうです。

 

憎しみがあの世で妨害となり、愛があの世で妨害を取り除くことは、

カルマの法則を破ることにはならないとシュタイナーは言います。

あと、地上で石につまづいたりする時、そういうことを常にカルマのせいと考えるのはよくないそうです。

(覚えておこう。全部カルマで片付けてはいけない。)

おわりに

本日の霊学、シュタイナーの勉強記録は以上です。詳しく知りたい方はゼヒ本を読んでみてくださいね。

この記事が誰かの救いになっていたら、幸いです。

ではまたどこかで。

 

 

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